原子力安全委員会、心のケア

執筆者:フォーサイト編集部 2011年3月22日
タグ: 中国 インド 日本

 フォーサイト・フォーラムのトピック「大地震について」には多くのコメントが寄せられています。「激震に見舞われ、断水が1週間続いた土地」にお住まいのnekosukiさんからのコメント(29番、「平時意識から抜け出た対応を」)には、政府が「先手先手の対策を示すことで、国民は政府や行政機関が想定する以上に賢く行動し、この困難に対応していくものと思います」とあります。政府には確固たる対策と情報公開が求められます。

 20日に塩谷喜雄さんの「原子力安全委員会はどこへいった?」をアップしました。地震発生以来、日本の原子力安全を統べる元締めである、原子力安全委員会の姿が見えません。専門家集団による中立的な評価や助言は、対策に速やかに反映されているのでしょうか。安全委による情報公開は、「情報不足」と「誤った情報の流布」を防ぎます。

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