李登輝というアクター

執筆者:野嶋剛 2011年8月18日
タグ: 台湾 中国 日本
エリア: アジア

 台湾の総統選挙が来年1月14日に迫っている。台湾では通常なら総統選挙は3月に行なわれるが、今回は、国民党の選挙戦略から前倒しで1月になり、立法院(国会に相当)とのダブル選挙となった。
 台湾は4年に1度、熱くなる。その熱さは半端ではない。島全体が「瘋狂(おかしくなってしまう)」の様相を呈する。台湾では個人も組織も選挙から逃れられず、ブルー(国民党のカラー)かグリーン(民進党のカラー)かの踏み絵を迫られる。先進国では異例の高投票率で、毎回70-80%に達する。前回は特派員として現地で取材した。今回私は日本にいるが、月に1度のペースで台湾を訪れ、台湾選挙を追跡してみたい。

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執筆者プロフィール
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に『イラク戦争従軍記』(朝日新聞社)、『ふたつの故宮博物院』(新潮選書)、『謎の名画・清明上河図』(勉誠出版)、『銀輪の巨人ジャイアント』(東洋経済新報社)、『ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち』(講談社)、『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』(明石書店)、『台湾とは何か』(ちくま新書)、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』(小学館)など。訳書に『チャイニーズ・ライフ』(明石書店)。最新刊は『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』(扶桑社新書)。公式HPは https://nojimatsuyoshi.com
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