ミャンマーで起きている民主化への動きは、さらに拡大を続けている。11月中旬にインドネシア・バリ島で行なわれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の一連の首脳会議で、ミャンマーは2014年のASEAN議長国就任が認められ、国際社会への本格復帰に向けて大きく踏み出した。一方、軍政時代に弾圧を受け続けた民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん率いる「国民民主連盟(NLD)」は次回の国会補選に参加し、議会内から民主化に関与していく道を選択した。ミャンマーの民主化は新たな局面を迎えようとしている。
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