米国情報機関が予測する「2030年の日本」

執筆者:白戸圭一 2012年12月27日
エリア: 中国・台湾 北米

 米国の圧倒的な国力が世界に安定をもたらす「パクス・アメリカーナ」の時代は終焉を迎え、中国は世界最大の経済大国になるものの労働力人口の減少で成長は鈍化し、インド経済の猛追を許す。19世紀の大英帝国、20世紀の米国のような「覇権国家」は存在せず、大きく変貌を遂げた国際秩序の下、日本は衰退の道を歩み続けている------。

 

16の米政府情報機関

 中央情報局(CIA)など米国の政府情報機関で構成する国家情報会議(NIC)が12月10日、2030年の国際情勢を予測した報告書「グローバル・トレンド2030」を公表した。

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執筆者プロフィール
白戸圭一 立命館大学国際関係学部教授。1970年生れ。立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。毎日新聞社の外信部、政治部、ヨハネスブルク支局、北米総局(ワシントン)などで勤務した後、三井物産戦略研究所を経て2018年4月より現職。著書に『ルポ 資源大陸アフリカ』(東洋経済新報社、日本ジャーナリスト会議賞受賞)、『日本人のためのアフリカ入門』(ちくま新書)、『ボコ・ハラム イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織』(新潮社)など。京都大学アフリカ地域研究資料センター特任教授、三井物産戦略研究所客員研究員を兼任。
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