ユーゴの雪解け、マリとフランス

執筆者:フォーサイト編集部 2013年1月24日

本日の更新記事は、大野ゆり子さんの「行き先のない旅(94)旧ユーゴ『長きにわたる反目』を解きほぐす演奏会」です。大野さんがクロアチアのザグレブに住んでいた頃、付き合っていた友人。現在ではザグレブフィルハーモニー管弦楽団の代表になり、セルビア、スロベニアの楽団代表者ふたりと綿密に連携しあいながら、昨春、エポックメーキングな演奏会企画を実現させました。旧ユーゴで少しずつ進む雪解けの光景です。

「専門家の部屋」では、「ヨーロッパ」に「称賛から一転、不安渦巻くフランスの『マリ単独介入』」(国末憲人さん)の新エントリ。当初はその決断が称賛を浴びたフランス軍によるマリへの軍事介入ですが、アメリカやドイツなどは介入に及び腰。「孤立」が際立つ形となり、フランス国内でも批判の声が高まっています。

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