「税金を払わない名士」堤義明の退場

執筆者:喜文康隆 2004年12月号
タグ: 日本

「父は晩年……自らを評して、『まことに無邪気で他愛のない人間』と分析している。その無邪気さ、他愛のなさが、どれだけ身近の人間を破滅させ、精神の髄まで抜いてしまったかについては頓着なく」(辻井喬『父の肖像』)     * コクド・西武鉄道グループのあっけない凋落について、おそらく総帥の堤義明自身、いったい何が起こり何が進行しているのかを、現在でも十分に理解できていないのではないか。 三月の西武鉄道の総会屋に対する利益供与事件、そして半年後に表面化した、西武鉄道の株主についての虚偽記載問題をきっかけに、堤義明は西武グループのあらゆるポストから退任し、西武鉄道の株価は急落している。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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