“熱帯への進軍”最前線を歩く(2)雲南省西部からミャンマーへ
四川・重慶からラオスを経てカンボジアへ向かうルートがあったとは、やはり現地を歩いてみなければ体感できないことだろう。ところで“熱帯への進軍”の主要ルートである雲南とミャンマーの間では、いったい何が起きているのか。それを知りたくて昨年のゴールデン・ウィークに雲南省西部からミャンマー国境までを歩いた。いま、改めて現地における印象を振り返ってみたい。
確かに1年前の旅行ではある。だが、歴史的背景・地政学的環境を踏まえながら今回のカンボジア、ヴェトナムでの経験を重ね合わせるなら、“熱帯への進軍”の姿がより明確に浮かんでくると考える。
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