はなから「空文」が出された政府少子化対策

執筆者: 2006年8月号
エリア: 日本

この期に及んでも、政治家や官僚には少子化対策の重要性がわかっていない。「空文」を平気で出す哀しきシロウトたち。 世界一の少子高齢化社会に突入した日本。だが、政府は“司令塔不在”のままで、少子化対策は迷走を続けている。 政府は六月二十日、「新しい少子化対策」を決定した。だが、その対策なるものは、単に四十項目の施策を羅列しただけで、実行に移すための財源確保策や、具体的な制度設計は何ひとつ記されていない。政府内からさえも「『メッセージ性が高い政策を』という安倍晋三官房長官の掛け声とは程遠い。とても抜本策とは言えない」と、早くも非難の声があがっている。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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