前回(9月21日付「ISIS に向き合う米国:オバマ演説と総合戦略」http://www.fsight.jp/29403)に引き続き、9月11日という米国にとって特別な日にサザンメソジスト大学タワーセンター政治学研究所で行われたシンポジウム「アル・カイダ後の世界:米国総合戦略の将来展望」(After al Qaeda: The Future of American Grand Strategy)をよりどころにし、米国総合戦略を考えてみる。前回はバリー・ポーゼン氏(マサチューセッツ工科大学教授)へのインタビューに基づいて、「イラクとシリアのイスラム国」(Islamic State of Iraq and Syria: ISIS)に米国がどう対応していくのかを論じた。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン