インターネットを使った商品先物取引会社、ドットコモディティが、同業の二社と十月一日に統合する。相手はひまわりシーエックス(CX)とアストマックス・フューチャーズで、両社のネット取引部門を分離してドットコモディティに統合するものだが、経済産業省が商品先物市場の活性化策として打ち出したネット取引の推進や、東京工業品取引所が進める取引時間の二十四時間化を先取りしたものだという。海外の先物市場では穀物や原油など資源が高騰し活況を呈しているのに比べ、日本の先物市場は低迷中だけに、二社を統合するドットコモディティが改めて注目されている。
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