iPhoneをさらわれてドコモ新体制の船出前沈没

執筆者: 2008年7月号
カテゴリ: 経済・ビジネス

 米アップル社の人気携帯電話「iPhone(アイフォーン)」が国内ではソフトバンクモバイルから七月十一日に発売されることが決まった。アイフォーンをめぐっては、同じ第三世代携帯「W-CDMA」の通信規格を採用するNTTドコモとソフトバンクが国内販売権の争奪戦を展開。ドコモが有力と目されていた。しかし条件面でアップルとの隔たりは大きく、交渉は難航。「最近は(アップル側と)全くやりとりがない状態」(ドコモ関係者)だったという。 ドコモは顧客獲得競争でソフトバンクやKDDI(au)に水をあけられ続けており、アイフォーンは失地回復の絶好の武器と見られていた。ところが、孫正義社長のソフトバンクに逆転で契約をさらわれてしまった。六月二十日就任の山田隆持ドコモ新社長は出鼻を挫かれた形だ。

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