消費者金融第二位のアコムの木下恭輔社長(五九)が入退院を繰り返しており、業界内で「社長業を続けるのは無理。今年中に(東京都貸金業協会などの)公職も含め退任する」との見方がささやかれている。木下社長の後任は、すでに副社長から社長代行に昇格している弟の木下盛好氏(五〇)で決まるとみられている。
最大手の武富士の武井保雄会長(七〇)、四位のアイフルの福田吉孝社長(五二)といったところを別にすれば、消費者金融業界は創業者経営から代替わりの時期を迎えている。注目すべきは、それと軌を一にして事業の多角化が急速に進んでいる点だ。
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