台湾への武器供与により批判回避を狙うゴア

執筆者: 2000年4月号
エリア: 北米 アジア

 台湾の軍事力は欠陥が多く、弱体化している――とする米国防総省の秘密報告書が一部米紙で公表され、物議を醸している。台湾軍は量で中国軍に劣るものの、質では優勢という通説を覆す内容だが、「台湾に最新兵器を売却するための口実作り」(外交筋)との見方も出ている。 台湾は中国が増強するミサイルや航空戦力に対抗するため、イージス艦四隻をはじめ、長距離レーダー、最新鋭潜水艦などの売却を米政府に要請。戦域ミサイル防衛(TMD)の一部となる改良型パトリオット(PAC3)の供与も求めている。四月の米台武器協議を経て、夏にも結論が出る見通しだ。

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