自民、公明、保守の連立与党三党に引き続き日本の舵取りを任せるか、それとも野党第一党、民主党を軸にした新政権を誕生させるか、「政権選択」が最大の争点になった六月二十五日の第四十二回衆院選挙で、辛うじて勝ちを拾った森喜朗首相は七月四日午後、衆参両院本会議で第八十六代首相に再選され、第二次森内閣を同夜発足させた。
「結果として『日本新生内閣』という形ができあがったと思っているし、適材適所の人事配置をすることによって改革実行型の内閣ができたと自負している。IT戦略をさらに加速させなきゃならんと考え、新たにIC担当大臣を置き、官房長官にお願いすることになった」
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