中東情勢緊迫でイスラエルに国営精子バンク

執筆者: 2001年9月号
カテゴリ: 国際
エリア: 中東

 中東情勢の緊迫化に伴いイスラエル軍が、男女兵士が戦闘で死亡する可能性を前提に、国営の精子・卵子バンクの設立準備を進めている。 パレスチナ側との報復合戦の繰り返しで、近年、イスラエル軍の負傷者も増加している。このため、民間の精子・卵子バンクに登録して、万が一の事態となっても、妻や夫との間に子供を残せるよう備える兵士が増えている。 イスラエル政府は最悪の場合、新たな中東戦争の勃発の可能性を想定している。軍の士気を維持する意味でも、国営の精子・卵子バンクの整備を急いでおり、こうしたバンク設立に伴う法的問題や倫理上の障害について検討する専門家委員会を設置して、協議を重ねている。

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