【インタビュー】ジョン・バンズハーフ(弁護士 ジョージ・ワシントン大学教授) 「肥満」と闘う弁護士 その標的はファストフード産業

執筆者:フォーサイト編集部 2002年9月号
タグ: 訴訟 アメリカ
エリア: 北米

35年前、たった1人でたばこ訴訟を始めた弁護士が、再び巨大産業を敵にまわしている。肥満の社会的コストを負担すべきは、いったい誰なのか? 肥満は誰の責任か――ファストフード産業を相手取った訴訟をきっかけに、全米で熱い論争が起きている。一九六七年、たった一人で、たばこ産業を相手に裁判を起こし、たばこのテレビコマーシャルを禁じ、飛行機などの禁煙化に成功した弁護士のジョン・バンズハーフ・ジョージ・ワシントン大学教授が、今度は全米で社会問題となりつつある「肥満」と闘うために法的措置を取り始めたのだ。バンズハーフ教授の意図とは何か、外食産業に肥満の責任を取らせることは可能なのか、聞いてみた。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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