インドネシアが選んだ対米ロビイストは超大物

執筆者: 2004年4月号
カテゴリ: 国際

 インドネシアの民主化に関心を寄せるダン・バートン米下院議員(共和党)が二月に議員連盟の創設を発表、参加国会議員を募っている。「教育や国内治安、経済管理、議会強化などの支援で、米国はインドネシアの民主化を支えさらに推進していくことができる」というのがバートン議員の弁だ。 米議会は先頃インドネシア政府が国軍による人権侵害への対策をとるまで軍事援助の再開を認めないことを再度決定、依然として厳しい姿勢をとっている。 これに対して、インドネシア政府は米国内でインドネシアの利益を代弁するロビイストとしてボブ・ドール元共和党上院院内総務を雇うことを決めており、議連創設はこれに続く動き。今後総選挙と初の直接大統領選挙を経て民主化の体裁だけは整うインドネシアの、米国内での影響力増大を図る動きが活発化しそうだ。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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