韓国の検察当局は5月3日、農協の電算システムが4月12日から約20時間ダウンするという深刻な障害が起きたのは、北朝鮮によるサイバーテロによるものと発表した。
韓国は「IT大国」を標榜しているが、サイバーテロという攻撃にどう対処するのか、北朝鮮との関連をどう立証するのか様々な問題が提起されている。
4月12日午後5時ごろから発生した農協のシステム障害では入金や引き出しだけでなく、ATMやネットバンキングまでがストップし、韓国で最大規模の金融システム障害となり、約3000万人の顧客が被害を受けた。農協では原因調査ができず、検察と金融監督院が本格的な調査を行った。
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