韓国の大統領選挙は12月19日に投開票が行なわれる。6月2日でちょうどあと200日となった。与党、セヌリ党の大統領候補選出は朴槿恵(パク・クネ)氏の圧倒的な優位は揺るぎそうにない。野党の方の最大の課題は野党候補一本化が実現できるかどうかだ。
韓国の世論調査機関、メディアリサーチが5月26日と27日に全国の1000人を対象にした調査では、セヌリ党の朴槿恵氏と野党統一候補でソウル大学の安哲秀(アン・チョルス)教授が一騎打ちをする場合の支持調査では、朴槿恵氏が47.8%、安哲秀氏が45.4%となり、僅少差で朴槿恵候補が優位という結果が出た。この程度の差は、政治の流れが一気に変わる韓国ではいつでも逆転可能な「誤差」だ。

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