朝鮮労働党機関紙「労働新聞」のウェブサイトが7月8日に突然見ることができなくなった。それまでのアドレスに接続すると、同じく北朝鮮が運営している「ネナラ」(朝鮮語)のサイトに行ってしまい、労働新聞がチェックできない。これまで記事や紙面の更新が午後になることはあったがサイト自体へのアクセスができなくなったことはなかった。
「労働新聞」のサイトは最近、アクセス数が増加していたという。1つは日本の経済制裁のせいで一時、「労働新聞」の購読が難しくなったこともあり、紙媒体の読者がネットに移った。サイトで見るとPDFで紙面をダウンロードできることもあり、結構使い勝手が良いということが読者にも分かった。記事中の金正日総書記のお言葉などは赤字表示されているので便利な側面もあった。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン