東南アジアの地殻変動(下)「タイ」「ミャンマー」は「親日」なのか?

執筆者:樋泉克夫 2014年8月22日
エリア: アジア

 6月上旬、NCPO副議長で財務・運輸・商務など経済省庁を統括するプラチン空軍司令官は、各省トップを前に、前政権の策定した高速鉄道整備計画の継承を明らかにした。だが6月19日、プラユットNCPO議長は、前インラック政権が掲げた一連のインフラ計画凍結と大幅見直しを発表している。そして最近になって、中国との高速鉄道計画は認可された。

 この間、7月下旬、ミャンマーは中国との間の鉄道建設計画協定の破棄を申し出る一方、対米接近に積極姿勢をみせる。コカ・コーラ、ゼネラル・モーターズ(GM)など米有力企業のミャンマー進出は急だ。

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執筆者プロフィール
樋泉克夫(ひいずみかつお) 愛知県立大学名誉教授。1947年生れ。香港中文大学新亜研究所、中央大学大学院博士課程を経て、外務省専門調査員として在タイ日本大使館勤務(83―85年、88―92年)。98年から愛知県立大学教授を務め、2011年から2017年4月まで愛知大学教授。『「死体」が語る中国文化』(新潮選書)のほか、華僑・華人論、京劇史に関する著書・論文多数。
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