バンドゥーラの音色にのせて(4)2011年3月11日午後2時46分――

執筆者:カテリーナ・グジー 2017年9月16日
エリア: ヨーロッパ 日本
バンドゥーラを知ってもらおうと、野外フェスティバルやレストラン、ショッピングモールなど場所を選ばず、精力的に活動している(筆者提供)

 

 今振り返ると、あのとき夫に「全部やってあげる」と言われていたら、いまだに自分では何もできなかったと思います。

 それでも、レコード会社や音楽配信会社、映画会社やCM会社にイベント会社と、あらゆるところにプロフィールやCDを送るようアドバイスはしてくれました。もちろん、実際に連絡をとって送るのは自分でしたけどね。ただし、まったく返事はなし。私の音楽が否定されたようで、すっかり落ち込んでしまいました。

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執筆者プロフィール
カテリーナ・グジー バンドゥーラ奏者。1986年、ウクライナ・プリピャーチ生れ。幼少期より故郷ウクライナの民族楽器であるバンドゥーラに触れ、民族音楽団「チェルボナカリーナ」で活動する中で、10歳の時に日本公演のため初来日。16歳からウクライナ・レフゥツキー音楽専門学校で声楽、バンドゥーラの演奏技術、音楽理論を本格的に学んだ後、2008年、音楽活動の拠点を東京に移す。現在は日本で活動する数少ないバンドゥリストの一人として、国内ツアーの開催やライブハウスでのパフォーマンスなど精力的な活動を行っている。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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