
AfDの「共同筆頭候補者」となった新星ヴァイデル氏(左)と重鎮ガウラント氏。(C)AFP=時事
最新の各種世論調査を信じれば、9月24日に実施されるドイツ連邦議会(下院)選挙では、中道右派の与党「キリスト教民主・社会同盟」(CDU・CSU)を率いるアンゲラ・メルケル首相の4選が確実視されています。一方の国民政党である中道左派・社会民主党(SPD)が擁立した首相候補マルティン・シュルツ前欧州議会議長は、当初こそ旋風を巻き起こしたものの、ほどなく急激に失速し、まったくの竜頭蛇尾に終わった観が否めません。SPDは前回2013年総選挙以上の惨敗を喫する可能性も出てきています。

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