
希望の党の総決起大会のオープニング映像。すでにみどりもくすんで見える(C)時事
劇場型政治のバブルがはじけたということだろう。小池百合子東京都知事が結成した「希望の党」は失速した。与党は過半数を大きく上回る可能性が高く、安倍政権も継続する方向だ。10月10日に公示された衆院選の大勢が見えてきた。
22日の投開票に向けて、新聞各紙が行った情勢調査では、朝日「自民堅調 希望伸びず」、毎日「自公300超うかがう」、読売「自民単独過半数の勢い」、日経「与党300議席に迫る勢い」――となっている。各社とも自民党単独で過半数(233)を上回り、自民、公明両党で300議席前後になる勢いとしている。

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