世界で頻発する「サプライチェーン攻撃」という脅威

昨年、猛威を振るった「NotPetya 」の身代金要求画面(フォーティネット社のホームページより)

 

 2017年4月、『日本経済新聞』電子版に掲載された「ぴあ、個人情報15万件流出か」という記事が、サイバーセキュリティに携わる関係者たちの注目を集めた。

 一連の記事によればその1カ月ほど前、バスケットボール「B.LEAGUE(Bリーグ)」のチケット販売サイトとファンクラブサイトがサイバー攻撃によって不正にアクセスされた。これにより、悪意ある第3者が、最大約15万5000件の個人情報を盗んだ。その中には、利用者のクレジットカード情報も3万件以上含まれていた。結局、クレジットカードの不正利用は379件に及び、被害額は少なくとも880万円を超えた。

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執筆者プロフィール
山田敏弘 ジャーナリスト、ノンフィクション作家、翻訳家。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版などを経て、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のフルブライト研究員として国際情勢やサイバー安全保障の研究・取材活動に従事。帰国後の2016年からフリーとして、国際情勢全般、サイバー安全保障、テロリズム、米政治・外交・カルチャーなどについて取材し、連載など多数。テレビやラジオでも解説を行う。訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文芸春秋)など多数ある。
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