英石油メジャー「BP」米シェール買収で完全復活なるか

執筆者:岩瀬昇 2018年8月17日
「BP」が巨額の負担を負うことになった「マコンド坑井」の爆噴事故(C)AFP=時事

 

 今日、紹介したいのは、『フィナンシャル・タイムズ』(FT)が、英大手石油会社の「BP」が米事業に完全復活した、と報じている記事だ。

「BP」は2010年4月、メキシコ湾深海のマコンド坑井を「Deepwater Horizon」号で掘削中、11人の死者が出る暴噴事故を起こし、多額の清掃費用、ペナルティ、補償金支払いを迫られた。これにより、2014年末以降の原油価格暴落の影響をモロに受けた2015年には、他社による「買収」の対象ともなっているとの噂が出るほどの苦境に陥っていた会社だ(「岩瀬昇のエネルギーブログ」#56「石油会社のM&A再燃か?」2015年4月9日および#60「英国政府『BP買収』に反対意思表明」2015年4月28日参照)。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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