驚異の視力6000!「アルマ望遠鏡」が迫る「惑星誕生」の謎

執筆者:フォーサイト編集部 2018年8月24日
タグ: 日本
これで宇宙の彼方の電波を受信している (C)AFP=時事

 

 130億年前と言えば、宇宙が誕生してから8億年後のこと。もちろん地球も太陽もまだ存在していない。そんな遠い昔へ行ける「タイムマシン」があったら……。

 南米チリ・アタカマ砂漠の高地に建設された「アルマ」は、世界最大級かつ史上最高性能の電波望遠鏡だ。66台のパラボラアンテナを1つの巨大アンテナとして機能させることで、「視力6000」に相当する驚異的な解像力と桁違いの感度が実現。以前は観測不可能だった130億光年彼方まで観測することができる。

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