インテリジェンス・ナウ
「米中新冷戦」で懸念される日本の立場:活発化する米国の対中インテリジェンス活動
「現代版の『鉄のカーテン演説』か?」と疑問符付きで、米紙『ニューヨーク・タイムズ』の北京発の記事が伝えた。10月4日に保守系シンクタンク「ハドソン研究所」でマイク・ペンス米副大統領が行った「対中政策」に関する演説のことである。
演説は、経済から貿易、安全保障、「米国への内政干渉」に至るまで、中国の「強圧的な力の行使」を非難した。
演説の評価はまちまちだが、ペンス氏が「われわれは引き下がらない」と強い決意を語ったことに、中国側は驚いた。演説は「米中新冷戦」の開始を告げたと、みたようだ。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン