「政変の歴史」から見通す年明け「タイ総選挙」

執筆者:樋泉克夫 2018年12月27日
「暫定」から「正式」に昇格できるか、プラユット首相(C)EPA=時事

 

 12月11日、タイ政府は明年2月24日に総選挙を実施すると発表し、それに伴い、「2014年クーデター」を機に禁止されていた政党活動の解禁を明らかにした。1月2日の国王の裁可を受けて正式に選挙運動が開始となるが、すでに各政党は走りだしている。

 総選挙を前に100超を数える政党が名乗りを上げているが、プラユット・チャンオチャ暫定首相支持を打ち出し、9月に結党された新党「国民国家の力党」、1946年から現在まで続く唯一の老舗政党である「民主党」、それにタクシン派の「タイ貢献党」の3大政党を軸にして選挙戦が展開される、というのが大方の共通した見方と言える。

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執筆者プロフィール
樋泉克夫 愛知県立大学名誉教授。1947年生れ。香港中文大学新亜研究所、中央大学大学院博士課程を経て、外務省専門調査員として在タイ日本大使館勤務(83―85年、88―92年)。98年から愛知県立大学教授を務め、2011年から2017年4月まで愛知大学教授。『「死体」が語る中国文化』(新潮選書)のほか、華僑・華人論、京劇史に関する著書・論文多数。
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