3月24日、タイでは2011年以来8年ぶりとなる総選挙が実施された。2014年のクーデターから5年の長きにわたったプラユット・チャンオチャ暫定首相の“続投”を認めるか否か――言い換えるならクーデターに決起し、国王によって認められた暫定政権の国家運営を民意がどのように評価するのか――に唯一最大の争点があったはずだ。
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