アジア集団安保体制の「楔」を抜く「日韓GSOMIA停止」の行きつく先

執筆者:林吉永 2019年8月26日
エリア: 北米 朝鮮半島 日本
8月22日、GSOMIA破棄を発表する韓国大統領府の金有根国家安保室第1次長 (C)EPA=時事
 

 秘匿度の高い軍事情報を、米国を除く第3国に察知されずに日韓で相互提供する「情報保護の協定」のGSOMIA“General Security of Military Information Agreement”「日韓秘密軍事情報保護協定」が破棄された。

 GSOMIA機能の代表例としては、偵察衛星の画像情報が日本から韓国へ提供され、韓国から日本へは、北朝鮮と地続きに国境を接しているなど地理学的特性がその利点であるHUMINT “Human Intelligence(人を介しての情報活動)”情報の共有があった。

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執筆者プロフィール
林吉永 はやし・よしなが NPO国際地政学研究所理事、軍事史学者。1942年神奈川県生れ。65年防衛大卒、米国空軍大学留学、航空幕僚監部総務課長などを経て、航空自衛隊北部航空警戒管制団司令、第7航空団司令、幹部候補生学校長を歴任、退官後2007年まで防衛研究所戦史部長。日本戦略研究フォーラム常務理事を経て、2011年9月国際地政学研究所を発起設立。政府調査業務の執筆編集、シンポジウムの企画運営、海外研究所との協同セミナーの企画運営などを行っている。
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