日韓「GSOMIA」締結の「経緯」「実績」で分かる「破棄の愚」

執筆者:平井久志 2019年8月27日
エリア: 北米 朝鮮半島 日本
2016年11月23日、韓国国防省でGSOMIAに署名する長嶺安政駐韓大使(左)と韓民求国防相(右、当時)。紆余曲折の末にここまでこぎつけたのだが[韓国国防省提供] (C)時事

 

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は8月22日夕、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定、翌23日に長嶺安政駐韓大使をソウルの外務省に呼び、正式に文書でGSOMIA破棄を通告した。

 日韓のGSOMIAは1年ごとに自動延長されることになっており、破棄の場合はその協定満期の90日前に相手側に通告することになっていた。現在の協定は2016年11月23日に締結され、2度自動延長され、満期の90日前は8月24日であった。これで日韓GSOMIAは今年11月22日をもって終了することになった。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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