日本主要紙がこぞって報じた異例の「台湾総統選」社説読み比べ

執筆者:野嶋剛 2019年12月25日
タグ: 台湾
エリア: アジア
3紙揃い踏みの12月16日付社説

 

 2020年1月11日に迫った台湾総統選は、現職の民進党・蔡英文総統と国民党の韓国瑜・高雄市長の事実上の一騎打ちである。今回は米中対立の最中であり、香港のデモも絡んでいることから、かつてないほど日本でも選挙の行方に注目が集まっている。

「朝日」以外の4紙が社説を掲載

 日本のメディアの報道も活発になっているが、特に異例だったのは、総統選が告示された12月13日のあと、日本の主要新聞がこぞって、社説で台湾総統選の行方について論じたことだ。私が記憶する限り、選挙の後ならまだしも、選挙の前に社説がこれだけ多くの新聞が同時に出されたことはない。

カテゴリ: 政治 IT・メディア
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執筆者プロフィール
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に『イラク戦争従軍記』(朝日新聞社)、『ふたつの故宮博物院』(新潮選書)、『謎の名画・清明上河図』(勉誠出版)、『銀輪の巨人ジャイアント』(東洋経済新報社)、『ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち』(講談社)、『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』(明石書店)、『台湾とは何か』(ちくま新書)、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』(小学館)など。訳書に『チャイニーズ・ライフ』(明石書店)。最新刊は『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』(扶桑社新書)。公式HPは https://nojimatsuyoshi.com
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