
1年前の2019年1月2日、台湾政策を武力解放から平和統一に転換した「台湾同胞に告げる書」の発表40周年を記念して演説する習主席。この時は「平和」を強調していたが……(C)AFP=時事
中国による香港統治の強権的手法に危機感を強めた台湾住民によってもたらされた、今回の蔡英文総統の勝利――。
「中台統一は中華民族の悲願」とする中国の習近平政権は、この結果に悲観しているのか。あるいは、焦りはないのだろうか。
これまで習近平政権は、台湾政策において5つの柱を軸としている。

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