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マリ・キダル近郊で、仕掛け爆弾で破壊された国連の車両=2016年7月 (C)AFP=時事
1月の出張で、西アフリカの小国マリの首都バマコにある「MINUSMA」(国際連合マリ多元統合安定化ミッション)本部を訪問し、複数部署で聞き取り調査を行った。マリのMINUSMAは、殉職者数で世界一の国連PKO(平和維持活動)であり、つまり最も危険な国連ミッションである。1万5000人(軍事・警察要員で1万3000人)以上の要員を擁するMINUSMAは、バマコの郊外に宿営地のような巨大な本部施設を設置し、厳重警備体制を敷いている。
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