インテリジェンス・ナウ
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クレムリンから消えていた「CIAスパイ」:「トランプの暴露」恐れて出国を指示

執筆者:春名幹男 2020年1月29日
エリア: 北米 ヨーロッパ
ロシアメディアが報じた、“CIAのスパイ”スモレンコフ氏とされる写真。その行方は杳として知れない(ロシアのニュースサイト「MKRU」HPより)

 西側情報機関の最重要ターゲットは恐らく、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領だろう。

「プーチンが最も危険」と警告するのは、北大西洋条約機構(NATO)の欧州連合軍最高司令官(SACEUR)などを歴任したジェームズ・スタブライディス退役米海軍大将だ。

 年明け早々から憲法改正、内閣総辞職と自ら「政変劇」を演じたプーチン大統領。経済が不調で、人気のないドミトリー・メドベージェフ首相に責任を取らせて更迭、自分は2024年の大統領任期終了後も「終身独裁者」として君臨する地歩を固めたのである。

カテゴリ: 軍事・防衛 政治 社会
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執筆者プロフィール
春名幹男 1946年京都市生れ。国際アナリスト、NPO法人インテリジェンス研究所理事。大阪外国語大学(現大阪大学)ドイツ語学科卒。共同通信社に入社し、大阪社会部、本社外信部、ニューヨーク支局、ワシントン支局を経て93年ワシントン支局長。2004年特別編集委員。07年退社。名古屋大学大学院教授、早稲田大学客員教授を歴任。95年ボーン・上田記念国際記者賞、04年日本記者クラブ賞受賞。著書に『核地政学入門』(日刊工業新聞社)、『ヒバクシャ・イン・USA』(岩波新書)、『スクリュー音が消えた』(新潮社)、『秘密のファイル』(新潮文庫)、『米中冷戦と日本』(PHP)、『仮面の日米同盟』(文春新書)などがある。
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