「トランプ」「プーチン」「オルバン」の台頭:世界の潮流を「模倣」で読み解く(上)

執筆者:国末憲人 2020年4月3日
カテゴリ: 政治
エリア: ヨーロッパ
ブルガリア出身の政治学者イワン・クラステフ。米憲法学者ステファン・ホルムズとともに昨秋、『The Light that Failed(消えゆく灯)』(未邦訳)を上梓した (筆者撮影、以下同)

 

 米大統領ドナルド・トランプ、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン、ハンガリー首相オルバン・ヴィクトルは、あまり好ましい意味ではないにしても、現代国際政治の潮流を代表する人物と言える。

 自国第一主義で攻撃的、独断的、権威主義的である一方、冷静で動じない態度と大衆に直接訴えかける政治手法は、支持者から厚い信頼を得る。他国の少なからずの政治家が、彼らを指導者のモデルとしてとらえている。

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執筆者プロフィール
国末憲人 1963年岡山県生まれ。85年大阪大学卒業。87年パリ第2大学新聞研究所を中退し朝日新聞社に入社。パリ支局長、論説委員、GLOBE編集長を経て、現在は朝日新聞ヨーロッパ総局長。著書に『自爆テロリストの正体』『サルコジ』『ミシュラン 三つ星と世界戦略』(いずれも新潮社)、『ポピュリズムに蝕まれるフランス』『イラク戦争の深淵』『巨大「実験国家」EUは生き残れるのか?』(いずれも草思社)、『ユネスコ「無形文化遺産」』(平凡社)、『ポピュリズム化する世界』(プレジデント社)など多数。新著に『テロリストの誕生 イスラム過激派テロの虚像と実像』(草思社)がある。
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