5月20日、台湾の蔡英文政権は2期目に突入する。
米中関係は相変わらず不安定なままだ。新型コロナウイルスを巡って反中気運が高まっていると伝えられるワシントンだが、半年後には大統領選挙を控えている。それだけにドナルド・トランプ大統領以下政権中枢が“威勢のいい発言”を繰り返そうとも、やはり当分は現状維持が関の山ではないか。ここまで先鋭化した米中対立が、短期間に好転する可能性も極めて低いだろう。
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