米国での「ジョージ・フロイド殺害事件」をきっかけに、人種差別に対する抗議運動はドイツにも広がった。
6月6日にはミュンヘンで約2万5000人の市民がケーニヒスプラッツという広場に集結し、8分46秒にわたり膝を地面に付けて、警察官の暴力に対する怒りを表現した。8分46秒というのは、ミネアポリスの路上でフロイド氏が呼吸困難に陥り意識を失ってもなお、白人警察官に膝で首を押さえつけられていた時間である。
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