
2011年2月、ラブロフ露外相(左)とクリントン米国務長官(当時、右)が批准書を交換して新STARTが発効。「核なき世界」へ向けて一歩踏み出したように見えたのだが……(C)AFP=時事
国連軍縮部門トップの中満泉国連事務次長が英誌『エコノミスト』(6月20日付)で、
「核の恐怖が高まっている。偶発かどうかはともかく、核爆発が起きるリスクは冷戦がピークだった時以来、最も高い」
と警告した。中満次長は、冷戦期や冷戦後に見られた軍縮や軍備管理の枠組みが損なわれていることに危機感を強めている。

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