「新型コロナ対策失政」を浮き彫りにした「共和党全国党大会」中止決定

執筆者:足立正彦 2020年7月27日
エリア: 北米
2016年時のこのような華々しい党大会を開きたかったのだろうが……(C)AFP=時事
 

 米国内では新型コロナウイルスの感染が南東部、南部、南西部、西部といった「サンベルト」と呼ばれる地域で急増し続け、ジョンズ・ホプキンズ大学新型コロナ・リソース・センター公表の最新統計では、累計の感染者数は410万人超、累計死者数も14万5000人を上回っており、いずれも世界最多となっている。

 こうした地域の州の共和党知事は5月の段階で性急に経済活動の再開に踏み切り、導入されていた社会的距離関連の一連の規制を緩和することを決定した。このため逆に6月には感染者数が増大し、現在では再開させた経済活動を再び一時停止せざるを得ない事態に追い込まれている。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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