
朝廷に抵抗した隼人の首領とされる「弥五郎どん」。鹿児島県曽於市大隅町の岩川八幡神社では毎年11月3日、5メートル近い巨体が練り歩く「弥五郎どん祭り」が行われる(筆者撮影)
コロナ禍騒動は、まだまだ道半ばだが、罹患者に対する差別が消えないことは憂鬱な問題だ。
罹患者の少ない地域がかえって悲惨なようで、冗談かと思っていたが、実際に家に石が投げ込まれる例もあると聞いた。毎日大勢の陽性者が見つかる都会でも、職場やマンションで嫌がらせを受けたという話は、よく聞く。

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