「百年一日」毛沢東式「現代京劇」から見える習近平「長期体制」の空虚さ

執筆者:樋泉克夫 2020年12月18日
エリア: アジア

左が《党的女児》の田玉梅、右が《花漫一碗泉》の望泉と玉蘭。

 

 12月3日に広東省の順徳市で行われた地元企業の少爺(御曹司)と千金(お嬢様)の結婚式の模様を、地元メディアが次のように伝えている。

 カネ持ち家族同士の結婚式に相応しく、会場の外にはロールスロイス、ランボルギーニ、フェラーリ、マクラーレンなどマニア垂涎の超高級車が所狭しと並んだ。

 新郎が差し向けたヘリコプターで嫁入りした新婦は、「披金戴銀(キンキラキン)」と形容される同地の伝統的花嫁衣装に身を包み、首から両手首まで金銀の輪で飾られ、傍らに立つ新郎も重そうな金の首輪を下げている。

カテゴリ: 政治 カルチャー
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執筆者プロフィール
樋泉克夫 愛知県立大学名誉教授。1947年生れ。香港中文大学新亜研究所、中央大学大学院博士課程を経て、外務省専門調査員として在タイ日本大使館勤務(83―85年、88―92年)。98年から愛知県立大学教授を務め、2011年から2017年4月まで愛知大学教授。『「死体」が語る中国文化』(新潮選書)のほか、華僑・華人論、京劇史に関する著書・論文多数。
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