米国・イラン 3年ぶりの協議
4月6日、オーストリアの首都ウィーン中心部にあるグランド・ホテルの玄関前に、イランと英国やフランス、ドイツ、中国、ロシアの外交官を乗せた車が次々に横づけされた。
彼らが向かったのは、イラン核合意の約束が守られているかどうかを検証する枠組みとして機能してきた「合同委員会」と呼ばれる協議の場だ。
今回、欧州連合(EU)や核合意の参加国が、ドナルド・トランプ米政権の離脱以降、膠着状態にある米国とイランの間を仲介することになったのだ。
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