現場はシーア派の聖地
イランでイスラム教の断食月ラマダンを迎えて3日目となった4月5日、北東部マシュハドで事件は起きた。現場が特異で重要な場所だったことから、ニュースは衝撃とともに一気に広がった。
そこは、イランが国教とするイスラム教シーア派の第8代指導者イマーム・レザー(在位799~818年)をまつる廟だった。
参詣者で賑わう庭園で、イスラム聖職者の男性3人がいきなり刃物で襲撃され、2人が死亡、1人が重傷を負った。
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