イラン聖地「テロ」で高まるアフガニスタン震源「イスラム過激主義」への警戒

執筆者:飯島健太 2022年4月12日
カテゴリ: 政治 社会
エリア: 中東
イラン北東部マシュハドにあるレザー廟の敷地内(2021年5月23日、飯島健太撮影)
イランが国教とするイスラム教シーア派の聖地で、聖職者を狙った「テロ」事件が起こり、2人が刺殺された。容疑者の出身地がアフガニスタンとされたことから、イランでは警戒感が急速に強まっている。

 

現場はシーア派の聖地

 イランでイスラム教の断食月ラマダンを迎えて3日目となった4月5日、北東部マシュハドで事件は起きた。現場が特異で重要な場所だったことから、ニュースは衝撃とともに一気に広がった。

 そこは、イランが国教とするイスラム教シーア派の第8代指導者イマーム・レザー(在位799~818年)をまつる廟だった。

 参詣者で賑わう庭園で、イスラム聖職者の男性3人がいきなり刃物で襲撃され、2人が死亡、1人が重傷を負った。

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執筆者プロフィール
飯島健太 1984年、埼玉生まれ。朝日新聞テヘラン支局長。2007年に入社後、奈良、高松総局を経て大阪社会部(事件・調査報道)、国際報道部に異動。2018年にロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)国際政治学修士課程を修了し、2020年4月から現職。
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