今週もお疲れ様でした。中国共産党の第20回党大会の開幕が10月16日に迫り、米国の外交専門誌でも見出しに「China」の大きな文字が目立ち、人気記事ランキングでも中国関連記事が多数を占めています。日本の読者にとっても気になるテーマごとに、目についた論考や記事をご紹介します。フォーサイト編集部が週末に熟読したい記事5本、皆様もよろしければご一緒に。
The Party Elders Who May Challenge Xi【Melinda Liu/Foreign Policy/10月13日付】
「中国の現在の政治的緊張は、10月16日に始まる予定の第20回党大会の間に解消されるだろうとの予測もある。それは間違いだ。党大会はひとつ問題を解決するかもしれないが、より多くの問題を引き起こすことになる」
そう予言するのは、「フォーリン・ポリシー(FP)」誌に10月13日付で登場した「習に挑むかもしれない党長老たち」。筆者のメリンダ・リューは米「ニューズウィーク」誌北京特派員で、3期目突入が確実視される習近平党総書記の地位と体制、さらには後継までが「長老たち」によって揺らぐ可能性を指摘する。
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