
戦車といえど、ハードウエアそれ自体だけで及ぼすことのできる影響力は限られている[レオパルト2=2022年10月17日、ドイツ北部オステンホルツ](C)AFP=時事
ほぼ1年を迎えたロシア・ウクライナ戦争だが、2023年1月25日に大きな転換の兆しがあった。戦争開始以来、欧米はさまざまな武器をウクライナに供与してきたが、欧米製の戦車の供与は見送ってきた。しかし、年頭のイギリスによるチャレンジャー2供与表明に続き、この日、ドイツのレオパルト2、アメリカのエイブラムスの供与が表明されたのである。これは果たして戦争全体の「ゲームチェンジャー」となり得るだろうか。

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