
デモンストレーションを行うキム・スンファン氏[2024年11月27日、韓国・大田市のKAIST] (C)REUTERS/ Sebin Choi
[韓国・大田発/ロイター]研究チームは、ロボットを「ウォークオンスーツF1(WalkON Suit F1)」と名付けた。ウォークオンスーツF1を開発した韓国科学技術院(KAIST)の研究室は、障害を持つ人の日常生活になじむロボットの開発を目指しているという。
研究チームの一員のキム・スンファン氏は、試作ロボットを使って時速3.2キロの速さで歩き、階段を上り、横方向に足踏みしながらベンチに座るデモンストレーションを行った。キム氏自身、下半身不随である。
「最も目覚ましい特徴の一つは、どこにいてもロボットが近づいてきて、装着完了すると立ち上がるのを助けてくれることだ。車椅子に座っているときにも近づける」(キム氏)

横方向に足踏みしながらベンチに座る (C)REUTERS/ Sebin Choi

毎秒1000回の信号をセンサーで受信し、利用者が意図する動作を予測する (C)REUTERS/ Sebin Choi

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