「今週のトランプ」ラウンドアップ
「今週のトランプ」ラウンドアップ (55)

トランプ大統領の発言とアクション(4月17日~24日):ウォーシュ次期FRB議長候補が掲げる「体制転換」は実現されるか

執筆者:安田佐和子 2026年4月25日
ウォーシュ氏は、FRBは金融政策に専念すべきだと強調した[2026年4月21日、上院銀行委員会の承認公聴会=アメリカ・ワシントンDC](C)AFP=時事
トランプ大統領と政権キーパーソンから飛び出した発言を、ストリート・インサイツ 代表取締役・安田佐和子氏がマーケットへの影響を中心に詳細解説。▼QTと低金利を両立できるとの根拠は?▼FRBに「前任者否定」は通用するのか▼新たに繰り出された対中圧力

 ロビン・フッドは中世イングランドの物語に登場し、金持ちから奪って貧しい人々を助ける弓の名手だ。次期FRB(米連邦準備制度理事会)議長候補に指名されたケビン・ウォーシュ氏は、2015年にFRBを指して「逆ロビン・フッド(reverse Robin Hood)」と表現した。量的緩和を一因に、株高など資産価格の上昇で富裕層は益々富み、貧しき者との格差が拡大したことを「富の逆配分」だと批判したのだ。

カテゴリ: 経済・ビジネス 政治
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
執筆者プロフィール
安田佐和子(やすださわこ) ストリート・インサイツ代表取締役、経済アナリスト 世界各国の中銀政策およびマクロ経済担当の為替ライターの経験を経て、2005年からニューヨークに拠点を移し、金融・経済の最前線、ウォール街で取材活動に従事するかたわら、自身のブログ「My Big Apple NY」で現地ならではの情報も配信。2015年に帰国、三井物産戦略研究所にて北米経済担当の研究員、双日総合研究所で米国政治経済や経済安全保障などの上級主任/研究員を経て、株式会社ストリート・インサイツを設立。その他、トレーダムにて為替アンバサダー、計量サステナビリティ学機構にて第三者委員会委員、日本貴金属マーケット協会のフェローを務める。
新潮Xへの統合について
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top