国連総会は10月12日、国連安全保障理事会の非常任理事国を改選し、アフリカからは南アフリカが選出されました。他の4カ国はインド、コロンビア、ドイツ、ポルトガル。任期は来年1月から2年。
アフリカから選出された非常任理事国は、安保理の場で、世界の他地域の代表とは少々異なった役割を果たすことを求められます。アフリカ選出の理事国は、自国の国益の他に「アフリカ代表」としての責務を果たすよう求められる機会が多いのです。その最大の理由は、アフリカ53カ国で構成する地域機構「アフリカ連合=AU」の存在感です。

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